僕とこいつは生徒会長
優弥の顔を見ると優弥は申し訳ないような顔で僕をみた。


そんな顔で僕を見るなよ。


僕も悲しくなってきちゃうじゃないか。


「マキちゃん、ごめん…」


優弥はそう言いながら僕を抱きしめる。


急な出来事に頭がついてこれなくて体が固まってしまう。


優弥はというと更に力を加えて僕を抱きしめる。


優弥に何が起きたって言うんだよ!

僕は自然と優弥の背中に手を添えてゆっくりと撫でる。



優弥がすごく愛おしいって思ってしまってたんだ。




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