僕とこいつは生徒会長
引っ張られた方へと倒れこむと僕は優弥の腕の中にいた。


ちっ近いよ。


すぐ近くに優弥の顔があって顔がますます赤くなる。



「真美ちゃん。あまりマキちゃんに変なこと言わないでくれます?」


優弥の声が耳元から聞こえてドキドキする。


「優弥君が妬いてるぅ。あたしの時は妬いてもくれなかったのになー」


「うるさいなぁ。さっさとシュウみたいに帰れよ」


シッシッと手で真美を邪魔者扱いする。


一応この二人付き合ってたんだよね? その扱い酷くないのかな?


「優弥君の薄情者!
まぁ、いいけど。あたしといてなびかなかったしね。
じゃっ。あたしは帰るわ。
マキちゃん! 家帰ったら色々と聞かせてね

バイバーイ」


真美はそう言って僕の元を離れて矢作を追いかけていった。





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