僕とこいつは生徒会長
王子は生徒会長
皆さま。はじめまして。
矢田 真季って言います。
ちなみにみんなには『マサキ』って呼ばれてますけど本当は『マキ』ってのが正しい呼び方。
それもコイツが原因。
「マサキ君。相変わらずカッコイイよね」
「真美が僕のことをマサキって呼ぶようになったから僕は王子キャラにならざる得なく…」
「それは真美のせいじゃなくない??
それに最近のマサキ君ノリノリじゃない」
うっ! それを言われると…
「ほら、言葉に出ないじゃない」
クスリと笑うコイツは僕の双子の妹・真美。
一卵性双生児として生まれたはずなのに僕が髪を短くした途端に僕がカッコイイと言われてまだ髪が長かった真美が可愛いと言われるようになっていた。
基は同じはずなのにこの差ってなんだろう…。
一人嘆いていると今度は違う女の子が声をかけてくる。
僕が反射的に挨拶するとその子は顔を赤らめて僕の前から去っていった。
これが僕の日常だ。
矢田 真季って言います。
ちなみにみんなには『マサキ』って呼ばれてますけど本当は『マキ』ってのが正しい呼び方。
それもコイツが原因。
「マサキ君。相変わらずカッコイイよね」
「真美が僕のことをマサキって呼ぶようになったから僕は王子キャラにならざる得なく…」
「それは真美のせいじゃなくない??
それに最近のマサキ君ノリノリじゃない」
うっ! それを言われると…
「ほら、言葉に出ないじゃない」
クスリと笑うコイツは僕の双子の妹・真美。
一卵性双生児として生まれたはずなのに僕が髪を短くした途端に僕がカッコイイと言われてまだ髪が長かった真美が可愛いと言われるようになっていた。
基は同じはずなのにこの差ってなんだろう…。
一人嘆いていると今度は違う女の子が声をかけてくる。
僕が反射的に挨拶するとその子は顔を赤らめて僕の前から去っていった。
これが僕の日常だ。