僕とこいつは生徒会長
何が抱き心地がいいだよ。抱き着かれたこっちの身にもなってみろよ。


「マキちゃん。今度のイベントのことだけど…」


「知らない!」


なんでそんな平然な顔で話しかけれるわけ?


僕なんて抱きつかれるだけで心臓が早くなったり顔が赤くなったりでそれをごまかすだけで大変なのに…



「どうか…した?」


そうやって優しくされるのが1番ムカつく。


「どうもしない。僕は先に教室行くから」


そう言うと僕はドカドカと音をさせながら教室に向かった。


「マキちゃん!」


やつの声が聞こえたけどそれも無視した。



なんでやつの言葉で行動で自分が乱れるのかがすごく嫌だった。





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