僕とこいつは生徒会長
そういえば真美がこのコンテストに出るなんてちょっと意外だ。


影で見て楽しむというのが真美だから。


「うん。だって優勝するとマサキ君・優弥君の一日デート券が貰えるんだもん♪」


ニッコリと嬉しそうな顔をする真美の横で僕と優弥は意味がわからないって顔で呆然と立ち尽くす。



「優弥さんは優勝商品のこと知ってました?」


「まさか。知ってるわけないじゃないですか」


いっせいのーで、



「「はぁぁぁぁ!?」」


朝の登校中にそんな二人の叫び声が響いていた。







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