僕とこいつは生徒会長
僕が舞台に立つと拍手と一緒に『あの子。本当に男の子?』とか『男にしとくのもったいなくない?』とか『キャー。可愛い』とかの歓声があった。
初めての言われる言葉に少し照れてしまう。
僕が舞台の真ん中まで来ると司会の人が近づいてきた。
『またかわいらしい美少年さんですね』
「あっ…ありがとうございます」
いつも朝礼で全校生徒の前に立ってるのが嘘みたいな緊張の仕方でついつい噛んでしまう。
『雅季君は緊張してるみたいですね。こういう舞台の前に立ったことがないのかな?』
ここで『違います』っていうとおかしいよな?
「はい。今でも凄い緊張しちゃって手なんて汗でびっしょりですよ」
『そこまで緊張してるのですね。では私から質問を。
なんで今日のコンテストに参加しのですか?』
司会の人は僕にズイッてマイクを向けた。
初めての言われる言葉に少し照れてしまう。
僕が舞台の真ん中まで来ると司会の人が近づいてきた。
『またかわいらしい美少年さんですね』
「あっ…ありがとうございます」
いつも朝礼で全校生徒の前に立ってるのが嘘みたいな緊張の仕方でついつい噛んでしまう。
『雅季君は緊張してるみたいですね。こういう舞台の前に立ったことがないのかな?』
ここで『違います』っていうとおかしいよな?
「はい。今でも凄い緊張しちゃって手なんて汗でびっしょりですよ」
『そこまで緊張してるのですね。では私から質問を。
なんで今日のコンテストに参加しのですか?』
司会の人は僕にズイッてマイクを向けた。