僕とこいつは生徒会長
僕と矢作が喋ってる中、プログラムは進行していて今は優弥が舞台に立っている。


さっき司会が『長良 優花(ナガラ ユウカ)』って呼んでいたのと拍手が凄かったからだ。


そんな時に僕は矢作の前でため息をつく。


「じゃあ結局は矢作には僕のことはばれていたんだな。
矢作はこのことをみんなにばらすんだろ?」


「私はそんなことしませんよ。マキさんにもマキさんで何か理由があったはずです。そんな人をばらすなんてこと私には出来ません。それに…」


矢作はそこで言葉を止めると僕をまっすぐに見つめた。


矢作はいい奴だな。ってそうじゃない!
なんで僕は矢作に見つめられてるんだよ。


「な、なんだよ…」


僕はたじろぎ気味であとを促した。





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