僕とこいつは生徒会長
「はぁぁ? お前なに言って…」


矢作のまさかな発言に大きな声で出してしまう。


そんな僕を矢作は急いだ様子で僕の口を塞いだ。


「マキさん。今はイベント中ですから静かにして下さい」


矢作は僕の口を塞ぎながらそう小さな声で呟いた。


「わかったから手を放して」


僕は口をモゴモゴ動かしながらそう呟いた。


「あっ! すみません」


矢作も今の状況に気付いたのか今度は急いで手を放した。



矢作が僕とデートをしたい?


優弥と同じように変わったこと考えているんだなぁ。


僕はこれから起こることなんて予想出来ずに呑気にそう考えていた。




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