僕とこいつは生徒会長
『大丈夫だと思うけどな。僕はカッコイイって思うぞ?』


『マジで!? マキちゃんこそ可愛い格好だよね』


優弥が僕にではなくて違う人に言ってるなんて想像したくなくてドクンって嫌な音をたてて心臓が鳴った。


嫌だ。これ以上優弥と真美の会話を聞いていたくない。


「マキさん! どうかしたんですか?」


矢作が僕の異変に気付いて近づいてきた。


僕は矢作の好意に甘えて矢作の肩に自分の頭を預けるのだった。




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