僕とこいつは生徒会長
「あの…な…」


僕が説明をしようと思った時に優弥が大きな声を出した。


「聞きたくない! マキちゃんと真美ちゃんは僕らをからかってたんだろう?」


優弥にそう言われてる心臓がズキンという音を立ててズキズキと胸が痛む。


今なにを言っても優弥にとっては言い訳になるのかと思うと嫌だった。


僕が喋らなかったために優弥は僕を睨みつける。


そんな顔で僕を見ないでよ。


僕の目からツーッと涙が流れる。


僕の急な出来事に優弥は驚いた顔をしていた。


僕が人の前で泣くなんて本当に情けねぇ…




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