告白


準くんはちょうど部活帰りみたいであたしは
「準くんに話があるの」



と叫んでいた。


準くんは周りの友達を気にしながらもあたしの方に駆け寄った。





「あたし準くんが好きだよ。付き合いたい。正直な気持ちでいいからはっきり言ってくれない?」



準くんは戸惑った顔をしていた。
夕暮れ時だから顔が真っ赤になってるような気がする。



『ゴ…メン俺…「あっ!ありがとう!なんかゴメンね。あたし消えますから」


あたしの目は涙によってびしょ濡れ、おまけに準くんの顔はぼやけていて、




訳わかんなくなったあたしは走り出そうとした。



だけど右手を掴まれた!





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