アイオンとユーリア
この奇妙な感じは、自分が思っている
よりも以前からあったのではないか?
もっと言えば、自分がファートスを出た
頃からありはしなかったか?

アイオンにはそう思われたのです。


(まるで、いつも誰かに見られている
 みたいだ?)


それは実に不快な感覚でしたが、決戦
迫る今、アイオンはそのことについて
考えるのをやめました。
< 47 / 62 >

この作品をシェア

pagetop