隣人~キミの隣り~
第4章 偽りの協力
6月
あの"協力する"と告げた日から1ヶ月が過ぎた
この1ヶ月たくさん輝の相談を聴き精一杯アドバイスをしてきた
「紺野とどぅゆぅ会話をすれば良い?」
「輝が好きなコトを話せば良いんじゃなぃ?サッカーのコトゃ好きな番組とかさ
そしたら自然と紺野さんも自分のコトを話してくれるでしょ」
こんな相談がほぼ毎日のよぅに繰り返されてる
そして今回は…
「もぅすぐ紺野の誕生日なんだけど何プレゼントしたら喜ぶかな?」
お風呂からあがり部屋のドアを開けるなり輝が勢いよく聞いてきた
また勝手に人の部屋に入ってるし…
輝は昔からこぅやって私が部屋を空けている時でも平気で部屋に入ってくる
まぁ私も輝の部屋は勝手に入ってるけどね
幼なじみのヨシミみたいな感じで