心ノ囁キ ーサヨナラのオトー
「服を貸してほしいんだけど…いい?」
すると貴唯はニコッと笑い、元気に言った。
「いいに決まってるじゃない!ってゆうよりも、着てほしいなっ!!」
「ありがとう…と言いたいが、貴唯ちゃんの様子からして…
また変な服増やしたな?」
「えへへっ!バレたかぁ。」
その言葉を聞き、
部屋の奥にある乃栄専用のクローゼットを開けた。
中は、
普通のオシャレな服もあれば…
…その横にはコスプレ用のヒラヒラな服が入っていた。
「なにこれ…猫耳メイド服…?」
「可愛い乃栄ちゃんなら似合うと思ってぇ♪」
「…絶対着ない。ボソッ」
そう言いながら、服を選び始めた。
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