きゃす!
あきれるばかりの俺、早乙女光輝(さおとめ/こうき)だったが

仕方なくも副会長としての仕事をこなす。



外にはいつしか雪が降り始めた。










やっと山積みの仕事を終えた俺は


そそくさと学校を出た。



雪が頬に落ちてくる。



「雪・・・か。」



そういえばあの時も―――・・・。







数分してクリスマスまっただなか、な

大通りに出ると


そこはたくさんのカップルと家族でにぎわっていた。




1分でも早く家につくため

人が多すぎて通れない大通りからはずれ

裏道を息を白くして走っていた。



―――時だった。
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