【実話】あんなの日記
夜の渋谷に来たのは初めてだった。
これでも寮の門限をずっと守り続けてたのだ。

トモに電話した。


『どした?』


いつもの可愛い声。


「遊んでたら門限過ぎちゃって帰れなくなっちゃった」


『うち来る?』


その返事を待ち望んでいた。
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