抱けないあの娘〜春〜



ファミレスで食事を済ませ、さつきを家まで送った。



さつきの両親はまだ帰ってないのか、家は真っ暗だった。



「咲哉上がって?で…プレゼントも…渡したいし。」



さつきがもじもじしながら真っ赤になって僕の手を引っ張る。




さつきが顔を赤くしちゃうプレゼントってもしかして…



もしかして!?



マジで!?



あぁ神様…今日は色々あったけど、最高の誕生日になりそうです。ありがとう!



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