抱けないあの娘〜春〜
ドキドキがMAXに達する頃、着いた場所は…
何故か神社だった…
「甲子園でも咲哉が活躍出来ますように!優勝出来ますように!」
お賽銭をし、パンパンと柏手を打ち、真剣にお祈りするさつき。
「本当は部員の皆と来た方が御利益あるんだろうけど…私でよかったの?」
不安そうに僕の顔をのぞくさつきに、今までの邪な心を浄化された気分だった…
そう…だよな。
まずは甲子園だ!!
その後は…
覚悟しとけよ、さつき。