‡パルソナ‡ 孤高の唄姫
「行ってくるな!ぜったいほかの七人の選ばれし者を探して、戻ってくるから!!」
あたしはみんなに元気よく手を振ると、前を歩く2人に追いつくために駆け足で走った。
ファイもあたしにつられて、駆け足で走る。
国王はそんな茜菜達の後ろ姿を見て、
「すまない…」
そう自分に言い聞かせるように小さく呟いた。
ここから始まる新たな旅の一歩を踏みしめた茜菜達…
悲しい運命が待っているとはこの時、茜菜達は知らなかった…
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