‡パルソナ‡ 孤高の唄姫


あたし達は謝るレイに声をかけると、


「…ありがとうございます。」



と一言だけお礼を言った。


ったく、こんな心優しい弟に謝らせるなよ。


あたしは心の中でノエルに怒っていると


「そろそろ私達も寝ましょうか。明日も早いですし」


とレイは毛布を三枚、持ってきてあたし達に手渡した。


「じゃあおやすみ。」


「おやすみっす。」


「おやすみなさい。」



あたし達は毛布を纏って眠りにつこう








としたが…



「ぜっんぜん眠れねぇ…」






.
< 126 / 371 >

この作品をシェア

pagetop