‡パルソナ‡ 孤高の唄姫
なんでこんなに目がさえてるんだよ。
眠れないのって、案外辛いんだけど;
そんなあたしを差し置いて時間はゆっくりと進んでいく。
みんな寝ちゃっただろうな…
あたしはぼーっと星空を眺めながらそんな分かり切った事をしばらく思っていた。
あたしの隣にはパルソナが無防備に置かれている。
星空からパルソナに目を向けたあたしはふと思った。
そういえば刀って抜けるのかな?
あたしは重みがあるパルソナを両手で持ち、刀を抜こうとした。
ところが…
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