‡パルソナ‡ 孤高の唄姫


「ご…しゅ…じん…」


「ファイ、お疲れ。もう休んでいいよ」


あたしはファイに微笑みかけると、ファイの体が青い光となって、宝玉の中へ戻っていったのが直感的に分かった。


その直前のファイの顔がとても申し訳なさそうな顔をしていた。




ありがとう、ファイ。



あたしは両手をギュッと握りしめると、ゆっくりと立ち上がった。




今、ここで頼れるのは







あたしだけ…








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