‡パルソナ‡ 孤高の唄姫
『もうちょっと優しく扱ってっす…;』
「いいじゃんか、別に。壊れたわけじゃねぇんだから。
それより、なんであたしの体がこんなことになるわけ?」
『それはっすね…』
そうファイが何か言おうとした時だった。
ライオスはのっそりと立ち上がり、天井に向かって獣のように吠え始めた。
それを見たあたしは警戒し、パルソナを構えた。
『話はあとっす!!とにかくご主人は戦いに集中するっす』
「言われなくても分かってるよ!」