‡パルソナ‡ 孤高の唄姫


あたしはパルソナを強く握りしめると、ライオスに向かって駆けだした。


その駆けるスピードが尋常じゃない速さで、自分自身驚いた。


なんでこんなに速く走れんだ?


まぁ、こっちの方がありがたいけど。


「てやぁああぁ!!」


あたしはライオスに向かって、力を込めてパルソナを振り下ろした。


ライオスもそれを受け止めようと、鎌を構える。



だが、





パリーーーン…





鎌の刃が、折れた…







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