‡パルソナ‡ 孤高の唄姫
でもまだ納得のいかないあたし。
「やっぱり着替えてくる!」
「いけません!」
その繰り返しをずーっと大声で言い争っていると
「うっせぇんだよ!!静かに出来ねぇのか、このバカ女!」
壊れるほどの勢いでドアが開け放たれた。
そこから、眉間を寄せたノエルが入ってきた。
「ノエル、あなたも十分うるさいですよ。」
ノエルの後から冷静にレイが入ってくる。
「レイ…その服かっけぇ!」
あたしは入ってきたレイの正装を見て、目を輝かせた。
「てめぇ、軽く俺を無視してんじゃねぇよ。」
レイに釘付けになっているあたしにノエルはさらに眉間のしわが増える。
が、そんなのまったくもって無視…
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