桃川中学校吹奏楽部
季節はもうすぐクリスマス

街には少しずつ

クリスマスソングが流れたり

イルミネーションで彩られたりしていた。

 
いつもどおり、絵梨と帰っていたときのことだった

 
「そーいえば昨日神谷くんとどーなったの?」

 
「へへーん・・聞きたい?」

 
絵梨はロングの髪の毛を片方で結った髪の毛をなびかせながらいった

・・これはまた・・いいことあったんだな・・

 
「うん、聞く聞く。」

「実は・・昨日さ!神谷くんの家行ったり~プリとったりした!」

「えっちょマジ!?」

「マジにきまってんじゃんッ!」

そういって絵梨は満面の笑みで笑う。

 
「神谷くんの家覚えた!んで・・プリは~これー」

 
そうやって絵梨は半分になったプリクラを見せてきた。

プリクラには笑顔のふたりが映っていて

はたから見るとカップル。

 
2中と桃中 学校違うで

トロンボーン ユーフォ

ノリでゲーセンきてみた


とか書いてあった。


「あんたら・・もうはたから見ると普通にカップルだよ?」

「・・そー見えるぅ?」

「見える。」
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