【完】キス、kiss…キス！

新しく買ったのは、白の生地に大きなピンク色の水玉あしらわれた水着。


桶川姫子、26歳。チャレンジしちゃいましたよ、ええ、しましたとも。


出来る限り露出した部分には、日焼け止めを塗りたくる。

　
立ち上がると、鏡に映った自分に改めて恥ずかしくなる。


そういうことをする時、必ず電気を消してくれるわけですから、明るみでナオちゃんに肌を見せるのは初めてだし、異様に緊張して心臓が口から飛び出そう。


私は、流石にこのまま飛び出す勇気もなく、決起大きめのＴシャツにハーフパンツを履いて、裸足でナオちゃんの待つ海まで走る。


「あっ、姫さん！こっちこっち！」


手を振るナオちゃんも、もちろん水着。引き締まったナイスバディが美しいです。