【完】キス、kiss…キス!
ご飯を食べる部屋のドアを開けると……テーブルにはナオちゃんの買ったアイスキャンディを食べる人が二人。
三十代前半くらいの夫婦。あの、もしかして、この方々は。
「おお尚志!お帰りなさい!」
男の人の方が団扇を扇ぎながら呑気に手を振り、ふにゃあと笑った。
ナオちゃんはなんだかわなわなと震えている。怒って……ます?
「…………父さん、母さん、何しに来たんだぁー!」
やっぱり、そうでしたか。彼等は間違いなく、ナオちゃんの両親のようです。
ナオちゃんのご両親との初対面なのに、わ……私ったらすっぴんだよ!どうすんのー!
10歳年上ってだけできっと驚くだろうに、初対面ですっぴんはまずいよ。
三十代前半くらいの夫婦。あの、もしかして、この方々は。
「おお尚志!お帰りなさい!」
男の人の方が団扇を扇ぎながら呑気に手を振り、ふにゃあと笑った。
ナオちゃんはなんだかわなわなと震えている。怒って……ます?
「…………父さん、母さん、何しに来たんだぁー!」
やっぱり、そうでしたか。彼等は間違いなく、ナオちゃんの両親のようです。
ナオちゃんのご両親との初対面なのに、わ……私ったらすっぴんだよ!どうすんのー!
10歳年上ってだけできっと驚くだろうに、初対面ですっぴんはまずいよ。