【完】キス、kiss…キス!
「はいはい!まぁ、飲もう、そして全てアルコール消毒しようじゃないか!」
すっかり状況を楽しんでいる伊久美は『社長、一杯いかがっすか?』なんてふざけて私のグラスにビールを注ぐ。
「うぁぁん!伊久美っ!幸四郎なんか止めて私のハニーになって!」
「ダメだよ、ハニーは姫ちゃん。私がダーリンな?」
「え、浮気?浮気ですかマジですか伊久美さん」
なんて、結局いつもの調子で三人で飲んで飲んで飲みまくって、居酒屋をはしごして。
気がつけば深夜1時過ぎをマークしていた。
昨日ほど飲んでないから普通に歩いて帰り、マンションの鍵をポケットから取り出し階段を上がる。
車会社に置いて来たから明日は電車だなぁ、めんどくさい、なんてぼんやり考えて、私の部屋の前まで歩いていると、そこに来てようやく目の前の異変に気付く。
「ひっ……人影!?」
なんか、私の部屋の前に人が座って、ませんか?不審者だったらどうしよう、武器になるものなんか鞄と履いているヒールくらいなのに。
すっかり状況を楽しんでいる伊久美は『社長、一杯いかがっすか?』なんてふざけて私のグラスにビールを注ぐ。
「うぁぁん!伊久美っ!幸四郎なんか止めて私のハニーになって!」
「ダメだよ、ハニーは姫ちゃん。私がダーリンな?」
「え、浮気?浮気ですかマジですか伊久美さん」
なんて、結局いつもの調子で三人で飲んで飲んで飲みまくって、居酒屋をはしごして。
気がつけば深夜1時過ぎをマークしていた。
昨日ほど飲んでないから普通に歩いて帰り、マンションの鍵をポケットから取り出し階段を上がる。
車会社に置いて来たから明日は電車だなぁ、めんどくさい、なんてぼんやり考えて、私の部屋の前まで歩いていると、そこに来てようやく目の前の異変に気付く。
「ひっ……人影!?」
なんか、私の部屋の前に人が座って、ませんか?不審者だったらどうしよう、武器になるものなんか鞄と履いているヒールくらいなのに。