【完】キス、kiss…キス!
俺はあえて一緒には行かず、このまま待つことにした。
ここからは、姫さんとお母さん、それから智さんだけの時間。三人だけで、ちゃんと話したいんじゃないかと思うから。
きっと桶川家にあったすれ違いや、底の見えない深い溝は無くなるんじゃないかと思う。
その時間を埋めるのに、少しだけ協力出来たってことだけで、俺は何よりも嬉しい。
姫さんには、自分の命の原点であるお母さんを大切にしてほしいと心から思う。
どうしようもないくらい、姫さんのことばかりを考えてるうちに、俺はうとうとしてしまい、いつの間にか眠りに落ちていた。
部屋の地面だけど、ふかふかな布団の上でぬくぬくの毛布の中でも無いけれど、優しくて、温かい気持ちで眠れた。
ここからは、姫さんとお母さん、それから智さんだけの時間。三人だけで、ちゃんと話したいんじゃないかと思うから。
きっと桶川家にあったすれ違いや、底の見えない深い溝は無くなるんじゃないかと思う。
その時間を埋めるのに、少しだけ協力出来たってことだけで、俺は何よりも嬉しい。
姫さんには、自分の命の原点であるお母さんを大切にしてほしいと心から思う。
どうしようもないくらい、姫さんのことばかりを考えてるうちに、俺はうとうとしてしまい、いつの間にか眠りに落ちていた。
部屋の地面だけど、ふかふかな布団の上でぬくぬくの毛布の中でも無いけれど、優しくて、温かい気持ちで眠れた。