【完】キス、kiss…キス!
ナオちゃんが悲しい瞳で私を見つめてる。このままナオちゃんを一人にしたら、きっと傷付くって分かってるけど、でも。
「……ゴメン。今は、ナオちゃんについて行く自信ないや」
私はナオちゃんを傷付けるのを承知で、自分が傷付かない答えを選んだんだ。
ゴメンね、ホントにゴメン。あれくらいのことを許せない、大人げない私でゴメン。
ナオちゃんはいつだって優しい男の子。それが、どんな相手にもってことは理解しているつもり。
だけど、私に一番でいてほしいんです。こう思うのは、私の我が儘だって分かってても。
どうしても、寛大な気持ちになることなんて、私には出来ないんです。
頭の中で分かっていることでも、心が上手く着いていかないんだ。
「……ゴメン。今は、ナオちゃんについて行く自信ないや」
私はナオちゃんを傷付けるのを承知で、自分が傷付かない答えを選んだんだ。
ゴメンね、ホントにゴメン。あれくらいのことを許せない、大人げない私でゴメン。
ナオちゃんはいつだって優しい男の子。それが、どんな相手にもってことは理解しているつもり。
だけど、私に一番でいてほしいんです。こう思うのは、私の我が儘だって分かってても。
どうしても、寛大な気持ちになることなんて、私には出来ないんです。
頭の中で分かっていることでも、心が上手く着いていかないんだ。