【完】キス、kiss…キス!
私は熱いナオちゃんの手を握って、願うように瞼を閉じた。
このまま、ナオちゃんの熱を私が吸い取ることが出来たらいいのに。
私は、考えているうちに思いついたことに、はっと体を起こした。
そして、ナオちゃんのいつもはぷるぷるのピンク色なのに、今は色素の薄い唇に近付く。
その、色がないのに熱い唇と、自分の唇とを重ねた。何度も、何度も重ねて、そしてもう一度願う。
どうか、ナオちゃんの熱も罪悪感も、全て私に移って下さい。ナオちゃんを、苦しめないで下さいと。
私は、熱い熱い唇に、自分の想いを乗せる。
ナオちゃん、大好きだよ。君のことが、世界で一番大好きだよ。
だから、どうか、もう罪悪感で自分を責めたりしないで。
このまま、ナオちゃんの熱を私が吸い取ることが出来たらいいのに。
私は、考えているうちに思いついたことに、はっと体を起こした。
そして、ナオちゃんのいつもはぷるぷるのピンク色なのに、今は色素の薄い唇に近付く。
その、色がないのに熱い唇と、自分の唇とを重ねた。何度も、何度も重ねて、そしてもう一度願う。
どうか、ナオちゃんの熱も罪悪感も、全て私に移って下さい。ナオちゃんを、苦しめないで下さいと。
私は、熱い熱い唇に、自分の想いを乗せる。
ナオちゃん、大好きだよ。君のことが、世界で一番大好きだよ。
だから、どうか、もう罪悪感で自分を責めたりしないで。