【完】キス、kiss…キス!
助っ人ナオちゃん
「なんか臭う!え、やっぱり最近、なんか臭うー!」
いつもの仕事帰り。マンションに入ると玄関からなにやらフレッシュな異臭が立ちこめている。
臭いの元はなんとなく気付いてるんだけど……そんなの、認めたくない!
「姫さんお帰り……って、どうしたの、しかめっつらして」
ナオちゃんがいつものキラキラふにゃあスマイルをかまし、私を出迎える。
なんか、余計聞きづらい。この可愛い笑顔にそんなこと聞けないよぉ……。
でもでも!ここは聞かなきゃ、これからの死活問題だ。ちゃんと聞けば対策を練れるし、真実を明確にするのよ。
桶川姫子、26歳。こんなに人に何かを尋ねるのに緊張するのは初めてかもしれません。
いつもの仕事帰り。マンションに入ると玄関からなにやらフレッシュな異臭が立ちこめている。
臭いの元はなんとなく気付いてるんだけど……そんなの、認めたくない!
「姫さんお帰り……って、どうしたの、しかめっつらして」
ナオちゃんがいつものキラキラふにゃあスマイルをかまし、私を出迎える。
なんか、余計聞きづらい。この可愛い笑顔にそんなこと聞けないよぉ……。
でもでも!ここは聞かなきゃ、これからの死活問題だ。ちゃんと聞けば対策を練れるし、真実を明確にするのよ。
桶川姫子、26歳。こんなに人に何かを尋ねるのに緊張するのは初めてかもしれません。