【完】キス、kiss…キス!
「ジャーン、ジャジャーン!これ見て!見て見て!」
急かすナオちゃんに、お肌のケアは一旦止めて振り返る。
満面の笑みでナオちゃんが取り出したのは、最近近くに出来たプラネタリウムのチケット2枚。
「幼なじみがバイトしてんの。だから貰っちゃった!」
「そうなんだ!良かったね。楽しんできな?感想教えてよねー?」
心底嬉しそうなナオちゃんのふわふわ茶髪をナデナデしてあげると、ナオちゃんはぷぅっと頬を膨らます。そんな顔出来るの、そして許されるの、あざと可愛い男子だけだと思うの、私。
「良かったねーって……俺、姫さんと行くつもりなんだけど、なぁ」
そして、そのぷぅ顔を止めて言った言葉の後は、少し首を傾げてはにかんだ。
もしかしてこれって、初めてのデートのお誘いですか?
「明後日日曜日だし、姫さんも休みでしょ?ね?付き合ってよ!ダメ?」
ナオちゃんのお得意のキラキラビーム発動。そんなの、断れるわけがない。
急かすナオちゃんに、お肌のケアは一旦止めて振り返る。
満面の笑みでナオちゃんが取り出したのは、最近近くに出来たプラネタリウムのチケット2枚。
「幼なじみがバイトしてんの。だから貰っちゃった!」
「そうなんだ!良かったね。楽しんできな?感想教えてよねー?」
心底嬉しそうなナオちゃんのふわふわ茶髪をナデナデしてあげると、ナオちゃんはぷぅっと頬を膨らます。そんな顔出来るの、そして許されるの、あざと可愛い男子だけだと思うの、私。
「良かったねーって……俺、姫さんと行くつもりなんだけど、なぁ」
そして、そのぷぅ顔を止めて言った言葉の後は、少し首を傾げてはにかんだ。
もしかしてこれって、初めてのデートのお誘いですか?
「明後日日曜日だし、姫さんも休みでしょ?ね?付き合ってよ!ダメ?」
ナオちゃんのお得意のキラキラビーム発動。そんなの、断れるわけがない。