【完】キス、kiss…キス!
そんな年下イケメン君は、私の絶叫に意識が戻ったらしく。
「……ん」
見た目からは想像出来ない低めの声を小さく出して、瞼をぎゅうっとすぼめた。
どっどっど!どうしよ……起きちゃうっ!
焦る気持ちとは裏腹に、何も出来ずに固まってしまった私。
年下イケメン君はゆっくり瞼を開き、私を丸っこい瞳に写しふにゃあと笑う。
「おはよ、姫さん」
彼は、独特のきゅうんと心臓に来るような声を返して、私の心をがっしり掴む。
……えーっと、あの、こちらの可愛いイケメンはどちら様でしょうか?
全く、もう、イチミクロンたりとも思い出せません。
桶川姫子、26歳。昨日何があったのよ!
「……ん」
見た目からは想像出来ない低めの声を小さく出して、瞼をぎゅうっとすぼめた。
どっどっど!どうしよ……起きちゃうっ!
焦る気持ちとは裏腹に、何も出来ずに固まってしまった私。
年下イケメン君はゆっくり瞼を開き、私を丸っこい瞳に写しふにゃあと笑う。
「おはよ、姫さん」
彼は、独特のきゅうんと心臓に来るような声を返して、私の心をがっしり掴む。
……えーっと、あの、こちらの可愛いイケメンはどちら様でしょうか?
全く、もう、イチミクロンたりとも思い出せません。
桶川姫子、26歳。昨日何があったのよ!