【完】キス、kiss…キス!
ボヤーっとしてると、ナオちゃんはふふ、と喉を鳴らして私の額の辺りをポンポンと撫でる。
「ほーら、まだ寝ぼけてるの?」
こりゃまた、きゅうんです。ズルいです。計算ずくですよ。この子どんだけあざと可愛いんですか!
私がナオちゃんの可愛さにやられてへらへらしていると、ふいに後ろに人の気配を感じる。
「おー尚志?……と」
アルトの女の子の声が、その後ろの気配の正体から発せられる。
振り返ると、清掃係の制服を着た、猫目の可愛らしい、長身の女の子が立っている。
この子が、ナオちゃんの幼なじみかな?類は友を呼ぶと言うのか、ナオちゃんと並ぶと絵になるくらいの美少女だ。
「ところで尚志、そっちの人、は?」
女の子は私を、大きな猫目で凝視しながら言う。
んー、予想なんだけど、この子、ナオちゃんを好きなんだろうな、きっと。
じゃなきゃバイト先のチケットあげたりしないもんね。
「ほーら、まだ寝ぼけてるの?」
こりゃまた、きゅうんです。ズルいです。計算ずくですよ。この子どんだけあざと可愛いんですか!
私がナオちゃんの可愛さにやられてへらへらしていると、ふいに後ろに人の気配を感じる。
「おー尚志?……と」
アルトの女の子の声が、その後ろの気配の正体から発せられる。
振り返ると、清掃係の制服を着た、猫目の可愛らしい、長身の女の子が立っている。
この子が、ナオちゃんの幼なじみかな?類は友を呼ぶと言うのか、ナオちゃんと並ぶと絵になるくらいの美少女だ。
「ところで尚志、そっちの人、は?」
女の子は私を、大きな猫目で凝視しながら言う。
んー、予想なんだけど、この子、ナオちゃんを好きなんだろうな、きっと。
じゃなきゃバイト先のチケットあげたりしないもんね。