【完】キス、kiss…キス!
中に入るともう既に薄暗くなっていて、私は空いている席に座り、ナオちゃんの場所取りの為に隣の席にバッグを置いた。
……ああもう!なんで私ってこんなに大人げないんだろ。
でも、大人だからって余裕なんかないよ。自分の方に気持ち引っ張る余力もないよ。
だって私年上過ぎるんだもん。ナオちゃんはまだ歳を取るのが楽しい年頃だけど、私はもうそうじゃない。
ナオちゃんが大人になって、働き始める頃には私はもう……。
なんてネガティブなんだろ、私。こんな女、超絶面倒。
でも、でもね、あんなに可愛い幼なじみ見ちゃったら、誰だってネガティブになるよ。
せっかくの初デートなのに、私の勝手な嫉妬心が、その楽しみを搾り取っていく。
……ああもう!なんで私ってこんなに大人げないんだろ。
でも、大人だからって余裕なんかないよ。自分の方に気持ち引っ張る余力もないよ。
だって私年上過ぎるんだもん。ナオちゃんはまだ歳を取るのが楽しい年頃だけど、私はもうそうじゃない。
ナオちゃんが大人になって、働き始める頃には私はもう……。
なんてネガティブなんだろ、私。こんな女、超絶面倒。
でも、でもね、あんなに可愛い幼なじみ見ちゃったら、誰だってネガティブになるよ。
せっかくの初デートなのに、私の勝手な嫉妬心が、その楽しみを搾り取っていく。