【企】誘惑年下彼女





『あー…お前、サイテー!!』


次の日、学校へ行くとそう言われ、ヤツに指をさされる。



『なんだよ?哲』

中身の入っていない鞄を机にほおった。


哲は俺の机の上に座る。



『カノジョ泣かせるとか信じられねぇー』


はっ?

カノジョ泣かせる…??



『なんだよ、それ…』


俺、凛子のこと泣かせた覚えないんだけど…




『俺、お前なんかに凛子任せらんねぇーわ』


哲は事情も説明しないで教室を出て行く。



なんなんだ、アイツ。

意味わかんねぇーし。


お前なんか…とか、哲にだけは言われたくねぇーっつーの。









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