妄想乙女*



「大丈夫か?」


達也の後ろの方から聞き慣れた声が聞こえてきた。


「はよー和也。
…一応大丈夫かな。
ってか,お前の弟,ちゃんとしつけといてくれ。」



「ハハハ…無理かな。」



そう言って和也は達也の頭を叩いた。


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