妄想乙女*
「…って,緊張しすぎて,待ち合わせ一時間前に来ちゃった☆」
※早すぎだろっ!!
─そんなこんなで一時間後
「あっ!!
おーい美波ちゃーん!!」
前方から流地くんが走ってきた。
…ヤバいっ!!かっこいい
いつもは制服デートが多いから,私服って久しぶりで何だかすごく新鮮!!
あぁぁ…妄想した…い…─
──…ハッ!!
ダメダメ!!
また妄想しそうになってたっ!!
恐るべし私の脳内っ!!
妄想なんてしてる場合じゃない
ツンデレ女子を演じないとっ!!