はんぶんお月様〜僕と小さい君の7日間〜
「モグラおばけさん。僕の願い事を叶えてくれるよね?」
あれ?そういう感じ?
ちょっとやばいぞ。
「げほほ。ん~~~。最近ちょっと体調を崩してな~。
聞ける願い事と聞けない願い事があるんだが・・・」
ナイスじゃね?僕。
「・・・・え?・・・・ほんとに?」
うわ~~~。
泣きそうだ。やばいって。
「あ~~~!いやあ、とにかく、言ってみろ。何が願い事なんだ?」
「・・・・・・叶えてくれる?」
おっと。
疑り深くなってきた。
「おう!何でも言ってみな!」
わ~。適当に言っちゃったよ。
いくら何でも、俺には何も出来ないって。
「僕をいじめる奴らに仕返しがしたい。」
おっと。
そういう願いね。
「さっきの奴らか。」
「うん。」
そういえば、何かを言われて泣いてる子がいたけど、
それが、この子だったのか。
「どうしたいんだよ?」
「消して欲しい・・・・・」
「け!!?
消す!!!?
そりゃ、穏やかじゃないな。」
ゲームじゃあるまいし。
今時の子は、そんな感じなのか。
「だって、毎日毎日、僕を追いかけてきて、
蹴ったりするんだもん。いなくなっちゃえばいいんだ。」
「・・・・お前なんかやったのか?」
「何もやってない。・・・・でも、お前が悪いって。」
しくしく泣き始めた。
これは、僕の出番じゃないぞ。
適当に言って、この場をのがれよう。
「明日のこの時間に、そいつらをココへ連れてこい。
お前に二度と手を出さないように魔法をかけてやる。」
「ほんとに!?」
うわ~、めちゃくちゃ嬉しそうだ。
やばい。
これはかなりやばい。
「じゃあな!」
と、すたすた小学生を背に歩いた。
「あれ?モグラなのに、土に帰らないの?」
「え!?
ああ。俺は神様だぞ?
今は下界に降りてきてるから、しばらくはこんな感じだ。」
僕もよくこんなことを思いつくな。
でも、小学生は、信じてくれたみたいだった。
「神様!よろしくお願いします!!!」
ははは。
二度と来ないよ。
あれ?そういう感じ?
ちょっとやばいぞ。
「げほほ。ん~~~。最近ちょっと体調を崩してな~。
聞ける願い事と聞けない願い事があるんだが・・・」
ナイスじゃね?僕。
「・・・・え?・・・・ほんとに?」
うわ~~~。
泣きそうだ。やばいって。
「あ~~~!いやあ、とにかく、言ってみろ。何が願い事なんだ?」
「・・・・・・叶えてくれる?」
おっと。
疑り深くなってきた。
「おう!何でも言ってみな!」
わ~。適当に言っちゃったよ。
いくら何でも、俺には何も出来ないって。
「僕をいじめる奴らに仕返しがしたい。」
おっと。
そういう願いね。
「さっきの奴らか。」
「うん。」
そういえば、何かを言われて泣いてる子がいたけど、
それが、この子だったのか。
「どうしたいんだよ?」
「消して欲しい・・・・・」
「け!!?
消す!!!?
そりゃ、穏やかじゃないな。」
ゲームじゃあるまいし。
今時の子は、そんな感じなのか。
「だって、毎日毎日、僕を追いかけてきて、
蹴ったりするんだもん。いなくなっちゃえばいいんだ。」
「・・・・お前なんかやったのか?」
「何もやってない。・・・・でも、お前が悪いって。」
しくしく泣き始めた。
これは、僕の出番じゃないぞ。
適当に言って、この場をのがれよう。
「明日のこの時間に、そいつらをココへ連れてこい。
お前に二度と手を出さないように魔法をかけてやる。」
「ほんとに!?」
うわ~、めちゃくちゃ嬉しそうだ。
やばい。
これはかなりやばい。
「じゃあな!」
と、すたすた小学生を背に歩いた。
「あれ?モグラなのに、土に帰らないの?」
「え!?
ああ。俺は神様だぞ?
今は下界に降りてきてるから、しばらくはこんな感じだ。」
僕もよくこんなことを思いつくな。
でも、小学生は、信じてくれたみたいだった。
「神様!よろしくお願いします!!!」
ははは。
二度と来ないよ。