はんぶんお月様〜僕と小さい君の7日間〜
貯金、少しだけあったよな。
しばらくネットカフェで寝泊まりして、
住む場所探さなきゃな。


そんな現実的なことが頭をよぎる。


今日は、最悪の日だ。








こんな日に、シラフじゃいられない。









1人、居酒屋に行って、もくもくと飲んだ。
飲んでも飲んでもちっとも酔えない。


居酒屋を出ると、月がない。

真っ暗な夜。





桜の花が街灯に照らされて、怪しく動いてる。
生きてるみたいだ。


昼間の女達の笑い声が聞こえる。。。。






そして、記憶が途切れる。。。。。。。

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