桜舞~ひらり~
Story⑥ 空間
PM10:00
メール受信
【勝村次郎】
[来週の金曜に,、
イベントやるんだけど来ない?]
友達も誘って是非来て!
勝村 ]
あれから1度だけ
お礼のメールをしたっきりで
連絡を取ってなかった。
見慣れない名前に違和感を抱きつつ
ちょっと曖昧に返信をした。
客集めみたいな感じがして
あんまり乗り気になれなかったから。
そして、すぐに返信が来た。
少し残念そうな内容で、
申し訳なく思ったけど
やっぱり乗り気にはなれなかった。
金曜日 PM6:00
「ひらり!今日空いてる?」
と社長が声を掛けてきた。
ひらり
「ご飯ですか?行きます♪行きます♪
お腹空いてたんです!!」
ご主人様にシッポを振る犬のように、
浮かれて返事をした。
社長
「あ、飯じゃなくて。。。」
ひらり「・・・え?」
社長「この前接待した社長んトコの
デザイナーが主催したイベント。」
「飯は出ないだろうな~」
すぐに勝村さんのイベントだと気付く。
社長
「じゃ、行く前になんか買ってやるから!
ど~せ暇なんだろ~(笑)」
ひらり「あ、アタシやっぱり、
今日は、ちょっと。。。」
勝村さんに断ったから
気まずくて行きたくなかった。
でも、社長の耳には
アタシの声は何1つ届いていなかった。
メール受信
【勝村次郎】
[来週の金曜に,、
イベントやるんだけど来ない?]
友達も誘って是非来て!
勝村 ]
あれから1度だけ
お礼のメールをしたっきりで
連絡を取ってなかった。
見慣れない名前に違和感を抱きつつ
ちょっと曖昧に返信をした。
客集めみたいな感じがして
あんまり乗り気になれなかったから。
そして、すぐに返信が来た。
少し残念そうな内容で、
申し訳なく思ったけど
やっぱり乗り気にはなれなかった。
金曜日 PM6:00
「ひらり!今日空いてる?」
と社長が声を掛けてきた。
ひらり
「ご飯ですか?行きます♪行きます♪
お腹空いてたんです!!」
ご主人様にシッポを振る犬のように、
浮かれて返事をした。
社長
「あ、飯じゃなくて。。。」
ひらり「・・・え?」
社長「この前接待した社長んトコの
デザイナーが主催したイベント。」
「飯は出ないだろうな~」
すぐに勝村さんのイベントだと気付く。
社長
「じゃ、行く前になんか買ってやるから!
ど~せ暇なんだろ~(笑)」
ひらり「あ、アタシやっぱり、
今日は、ちょっと。。。」
勝村さんに断ったから
気まずくて行きたくなかった。
でも、社長の耳には
アタシの声は何1つ届いていなかった。