グラウンド・0
週刊誌の半分は"生死病"の事が記載されている。陳列されている他の雑誌も同じような記事が載っているようだ。

ただ青年は特に記事の内容を読むことなく、センターページにある連載漫画を見ているようだ。

………。

……。

…。


それから数分が経った時だった。

物静かなコンビニの自動ドアが開いた。

足音とともに2人の人物が姿を現した。

『あ〜やっぱりこんなところにいた。探したわよ』

声を発した人物は、年は16〜18才くらいの女性。背丈は青年とほぼ変わらない170㎝くらいといったところか…。
< 7 / 12 >

この作品をシェア

pagetop