ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
『お嬢ちゃん、ちょっと待っとくれ』
お年寄りのその言葉を聞いたユキネはお年寄りに歩み寄った。
『これはお礼じゃ』
そう言ってお年寄りはポケットから飴玉を取り出し、ユキネに渡した。
『あ、ありがとう』
ユキネは笑顔で受け取った。
『お嬢ちゃんは今いくつだい?』
お年寄りはユキネに尋ねた。
『17…今年18になる』
『今年18か…そうかそうか。私にもね、孫がいてな、18の時に上京して東京でしばらく営業をしておっての。そしたら急に、えーっと…誰じゃったかな…何か世界で活躍してる方のお店で働く事になったらしくて、インテリアデザイナー目指してフランスにも行っておったわい』
お年寄りはバス停のベンチに腰掛け急に話し出した。
『へぇ〜、そうなんだ』
ユキネもベンチに腰掛け、冷たくなった手に息を吹き掛け、お年寄りの話を親身になって聞いていた。
お年寄りのその言葉を聞いたユキネはお年寄りに歩み寄った。
『これはお礼じゃ』
そう言ってお年寄りはポケットから飴玉を取り出し、ユキネに渡した。
『あ、ありがとう』
ユキネは笑顔で受け取った。
『お嬢ちゃんは今いくつだい?』
お年寄りはユキネに尋ねた。
『17…今年18になる』
『今年18か…そうかそうか。私にもね、孫がいてな、18の時に上京して東京でしばらく営業をしておっての。そしたら急に、えーっと…誰じゃったかな…何か世界で活躍してる方のお店で働く事になったらしくて、インテリアデザイナー目指してフランスにも行っておったわい』
お年寄りはバス停のベンチに腰掛け急に話し出した。
『へぇ〜、そうなんだ』
ユキネもベンチに腰掛け、冷たくなった手に息を吹き掛け、お年寄りの話を親身になって聞いていた。