ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
二人が話していると再びパトカーのサイレンが鳴り響いた。
『おっとパトカーだ…行かなきゃ…』
カンナはパトカーのサイレンに気付いた。
『カンナ、お前この前ので追われてるのか?』
『まあそれもあるだろうけど…実はな、あたしはやってないけどミスズたちがさ、ドラッグに手を出しちゃててさ。それでグループ全員追われてるんだ』
カンナは事情を説明した。
『ドラッグに手を!?』
『ああ。まだ警察に捕まる訳には行かないから、あたしはもう行くよ。あ、それからユキネ…あんたの歌が聴きたい。あたしもあんたの歌が聴きたい!!』
『あたしの歌を?…なら明日の夕方18時に駅前に来なよ。ストリートやってるからさ』
『18時に駅前か…分かった、必ず行くよ。じゃあな』
カンナは笑顔でそう言って、パトカーのサイレンの音がする方向とは逆の方向に走り去って行った。
『カンナ…待ってるからな』
ユキネはそう呟き、雪の降る街を一人歩き立ち去った。
『おっとパトカーだ…行かなきゃ…』
カンナはパトカーのサイレンに気付いた。
『カンナ、お前この前ので追われてるのか?』
『まあそれもあるだろうけど…実はな、あたしはやってないけどミスズたちがさ、ドラッグに手を出しちゃててさ。それでグループ全員追われてるんだ』
カンナは事情を説明した。
『ドラッグに手を!?』
『ああ。まだ警察に捕まる訳には行かないから、あたしはもう行くよ。あ、それからユキネ…あんたの歌が聴きたい。あたしもあんたの歌が聴きたい!!』
『あたしの歌を?…なら明日の夕方18時に駅前に来なよ。ストリートやってるからさ』
『18時に駅前か…分かった、必ず行くよ。じゃあな』
カンナは笑顔でそう言って、パトカーのサイレンの音がする方向とは逆の方向に走り去って行った。
『カンナ…待ってるからな』
ユキネはそう呟き、雪の降る街を一人歩き立ち去った。