ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
『ドラッグ何か誰がやるかよ。ドラッグやってる奴何かサイテーだしな』

ユキネは素っ気なく言った。

『はあ?サイテー?』

ミスズはユキネの言葉に引っ掛かった。

『ドラッグ何かに手を出さなきゃ生きていけない奴なんて、どうしようもない奴ばかりだからな』

ユキネは冷たく言い捨てた。

『なんだとー!!』

ミスズのその言葉にムカつき、公園のゴミ箱を蹴り飛ばした。

『ミスズ…もうドラッグには手を出すな。アレはお前の体や心を蝕んでいく…だからもうやめろ』

『いちいちうっせいよ!!』

ミスズはユキネの胸倉をつかみ、ユキネの顔を殴った。

『へっ…へへ…』

殴られたユキネの顔を見てミスズは笑った。

『何だよそのパンチは…全然痛くないじゃん。所詮ドラッグに手を出すような心の弱い奴のパンチだ、痛くないのも当然か』

ユキネはミスズにまた冷たく言い放った。
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