ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
『あー!!今日は忙しかったなー』
里菜は喫茶店の後片付けをしていた。
『さて、店を閉めるか…』
里菜が店を閉めようとした時、突然扉が開いた。
『あ、すみません…もう閉店なんで…シュン!!』
店に入って来たのは黒いハットを深く被ったシュンだった。
『よー、里菜』
シュンはふらつきながらカウンターの席に座った。
『シュン、もう店は閉店よ。何しに来たのよ?』
里菜はシュンに尋ねた。
しかしシュンは黙り込んでいた。
『…何かあった?』
里菜はいつもと様子の違うシュンに気付いた。
『…別に』
シュンは一言そう言った。
『足がふらつくほど酔っ払って…別にな訳ないでしょ?第一シュンがさ、ハットを深く被って表情を隠してる時は、いつも何か辛いことや悲しい事があった時じゃんか』
里菜はシュンの心に語りかけるように言った。
里菜は喫茶店の後片付けをしていた。
『さて、店を閉めるか…』
里菜が店を閉めようとした時、突然扉が開いた。
『あ、すみません…もう閉店なんで…シュン!!』
店に入って来たのは黒いハットを深く被ったシュンだった。
『よー、里菜』
シュンはふらつきながらカウンターの席に座った。
『シュン、もう店は閉店よ。何しに来たのよ?』
里菜はシュンに尋ねた。
しかしシュンは黙り込んでいた。
『…何かあった?』
里菜はいつもと様子の違うシュンに気付いた。
『…別に』
シュンは一言そう言った。
『足がふらつくほど酔っ払って…別にな訳ないでしょ?第一シュンがさ、ハットを深く被って表情を隠してる時は、いつも何か辛いことや悲しい事があった時じゃんか』
里菜はシュンの心に語りかけるように言った。