ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
『ふっ…里菜は何でもお見通しなんだな…』
シュンがそう言うと里菜はニコッと笑った。
『レインボーミュージックからユキネのデビュー話をいただいた…』
『えー、良かったじゃん』
里菜は喜んだ。
『けど、俺が曲を書けなくてさ…ユキネのデビュー曲は楽曲提供を受けた曲になるんだ』
シュンは元気なく言った。
『そっか…』
里菜はうつむいているシュンを見つめた。
『俺…スゲー悔しいんだ。ユキネのプロデューサーなのに、デビュー曲を書いてやれない…曲が書けない自分が悔しくて悔しくて…』
シュンは曲を書けない自分を悔やみ、涙を流した。
そんなシュンを見た里菜は、カウンターにお酒の瓶を置いた。
『シュン…今夜はあなたに付き合ってあげるよ』
そう言って里菜は自分とシュンの分のグラスを用意し、お酒を注いだ。
『サンキューな、里菜』
シュンは涙をゴシゴシ拭き、里菜に笑いかけた。
里菜はシュンのやけ酒に一晩中付き合ったのだった。
シュンがそう言うと里菜はニコッと笑った。
『レインボーミュージックからユキネのデビュー話をいただいた…』
『えー、良かったじゃん』
里菜は喜んだ。
『けど、俺が曲を書けなくてさ…ユキネのデビュー曲は楽曲提供を受けた曲になるんだ』
シュンは元気なく言った。
『そっか…』
里菜はうつむいているシュンを見つめた。
『俺…スゲー悔しいんだ。ユキネのプロデューサーなのに、デビュー曲を書いてやれない…曲が書けない自分が悔しくて悔しくて…』
シュンは曲を書けない自分を悔やみ、涙を流した。
そんなシュンを見た里菜は、カウンターにお酒の瓶を置いた。
『シュン…今夜はあなたに付き合ってあげるよ』
そう言って里菜は自分とシュンの分のグラスを用意し、お酒を注いだ。
『サンキューな、里菜』
シュンは涙をゴシゴシ拭き、里菜に笑いかけた。
里菜はシュンのやけ酒に一晩中付き合ったのだった。