ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
『スノードロップか…希望を歌った詞なんだな』
ユキネはそっとハナに笑いかけた。『あたしいつか自分の書いた詞を歌いたいんだ』
ハナはそう言ってニコッと笑った。
『そうか…頑張れよハナ』
『うん』
ハナは元気よくうなづいた。
『あ、そろそろ帰らなきゃ…ユキネ、今日は付き合ってくれてありがとう』
ハナはそう言って椅子から立ち上がり、ファミレスから出ようとした。
『ハナ!!』
そんなハナをユキネは呼び止めた。
『ほらよ!!』
ユキネはハナに何かを投げた。
『えっ…』
ハナはユキネの投げた何かを両手で受け取った。
『…ストラップ!?』
ハナは受け取った、白い小犬の人形のストラップを見て言った。
『あたし金ないからさ…そんなもんくらいしかあげられないけど…ハナ、ハッピーバースディー。おめでとう』
ユキネは少し照れながら笑顔で言った。
『ユキネ…あたしの誕生日覚えててくれたんだ…。ユキネ!!ありがとう』
ハナは嬉しさのあまり目に涙を浮かべて笑った。
『さあ、早く帰れよ。そのストラップ大切にしろよな』
『うん!!』
ハナはストラップを大切そうに握りしめ、帰って行ったのだった。
ユキネはそっとハナに笑いかけた。『あたしいつか自分の書いた詞を歌いたいんだ』
ハナはそう言ってニコッと笑った。
『そうか…頑張れよハナ』
『うん』
ハナは元気よくうなづいた。
『あ、そろそろ帰らなきゃ…ユキネ、今日は付き合ってくれてありがとう』
ハナはそう言って椅子から立ち上がり、ファミレスから出ようとした。
『ハナ!!』
そんなハナをユキネは呼び止めた。
『ほらよ!!』
ユキネはハナに何かを投げた。
『えっ…』
ハナはユキネの投げた何かを両手で受け取った。
『…ストラップ!?』
ハナは受け取った、白い小犬の人形のストラップを見て言った。
『あたし金ないからさ…そんなもんくらいしかあげられないけど…ハナ、ハッピーバースディー。おめでとう』
ユキネは少し照れながら笑顔で言った。
『ユキネ…あたしの誕生日覚えててくれたんだ…。ユキネ!!ありがとう』
ハナは嬉しさのあまり目に涙を浮かべて笑った。
『さあ、早く帰れよ。そのストラップ大切にしろよな』
『うん!!』
ハナはストラップを大切そうに握りしめ、帰って行ったのだった。